田舎暮らしに憧れ、興味を持つ人が年々増えています。
実は、私も高校卒業までは、岐阜県の山あいで暮らしていて、田舎暮らしを満喫していました。
そこで今回は、「田舎暮らしってどうなのか?」を、率直に解説していきたいと思います。
目次
私の住んでいた田舎

私の地元は、岐阜県の関市というところで、2005年に関市に合併されたようですが、元々は武儀郡という、かなり山あいの山間部です。
その武儀郡の中でも、1番北側にある、いわゆる「へき地」でした。
なので、家の前は山、後ろも山というように、本当に山に挟まれたところで育ち、自然を十分に満喫して暮らすことができました。
田舎暮らしの良い点
ここからは、田舎暮らしの良かった点です。
1. 空気が新鮮でおいしい

今では、何か行事でもない限りは地元へは帰りませんが、電車から降りた瞬間に、まず感じるのは、とても空気が新鮮でおいしいということです。
もう、地元の空気の匂いだと、すぐに感じられます。それくらい、空気の質が都会とは違っているんですね。
今でも思い出すと、地元の空気が吸いたくなるほど、懐かしいです!
2. 自然の音に癒される

私の地元は、ほとんどが山です。
その山に囲まれているところで住んでいると、風が吹くたびに、揺れる山の木々の音が聞こえてきます。
そんな木々の風で揺れる音は、なんとも言えない気持ちのいい音です。
文章ではちょっと表現できないのが残念ですが、とにかくその音を聞いているだけで癒されてきます。
私は、そんな自然の音を聞きながら、育ってきたのでした。
3. 水がおいしい

私の実家では、山水を直接引いてきて、水道の蛇口から飲み水として飲んでいました。
いわゆる、自然の天然水を毎日飲んでいたのです。
その時は、それが当たり前でしたが、地元を離れて暮らすようになってから、いかに今まで飲んでいた水がおいしかったか、ということに気づかされました。
やはり、離れてみて、その良さがわかるのでしょうね。
今では、以前の田舎暮らしの良さが、しみじみとわかるようになってきました。
田舎暮らしの悪い点
次は、悪かった点です。
いいかどうかは、その人の判断基準によると思いますが、少なくとも私が思ったことです。
1. 通学に不便で、しかも山道が暗い
学校への通学は、小・中・高と上がっていくたびに、遠くなっていきました。
・小学校は徒歩30分
・中学は徒歩30分、バスで15分ほど→45分
・高校は徒歩40分、バスでは乗り継ぎありで30分ほど(待ち時間10分)→80分
また、山道が薄暗く、中学、高校へ行く道路は、いつも不気味な山林をぬけて通学していました。
なので、帰りは真っ暗な道を、ライトもなしで、1人びくびくしながら帰っていましたね。いや〜、怖かったです。
2. お店が少ない、刺激がない
お店のほうは、私の住む地域に、小さな駄菓子屋が1軒あっただけでした。
なので、移動スーパーが週2回くるようになっていて、そこで皆さん買い物をしていましたね。
もしくは、車で30分以上かけて、遠くのスーパーに買い出しに行くとかでした。とにかくお店がなく、今思うと、かなり不便な環境ですね。
ですので、いろんな面で刺激が少なかったと思います。(テレビの映る局数も少ないです)
3. 虫が多すぎる
もうこれは、虫が好きか嫌いかで分かれると思いますが、私は大の虫嫌い!
あの18年を振り返ると、もう田舎すぎる場所では住めないなと思っています。
家が100年以上もたつ古民家だったこともありますが、家の中でも虫はよく見かけました。また、道を歩いていても、遭遇することはしょっちゅうです!
自然が多いから仕方ありませんが、それでも虫嫌いな私にとっては、過酷なものでした。
そのへん、虫嫌いな人は、かなり田舎方面では気をつけたほうがいいと思います!
まとめ
ということで、以上です。
ざっと、良い点、悪い点を挙げてみましたが、でもこれは、その人の価値観によるとも思います。
なので、参考程度にしていただけたら幸いです。
また移住は、その土地に実際に住んでみないとわかりません。もし興味がある人は、1週間とかでも、試しに住んでみるのがいいかもしれませんね。
そして、合わなければ、また違うところにチャレンジしてみる。この繰り返しでしかないかと思います。
と、長くなりましたが、よき移住ライフ(田舎暮らし)を送るためにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
それでは、また!
以下、現在の居住地です。興味のある方はご覧ください!↓
今現在のわたしの居住地♪
ちなみに、今私は、山梨に住んでいます!
20代途中から埼玉に移り住んで、2019年6月から山梨に移住したのです。
けど、娘とも話していますが、「住んでみないとわからないね」が実際のところ。
それほど、自分が憧れた地域でも、腑に落ちない場合があるのです。
以下は、山梨に移住して書いた記事の一部です▼

